2007 年
8 月
23 日
カテゴリ:活動報告
目黒区健康教育推進の方向性について
〜中間のまとめに対する意見を区に提出しました。〜
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目黒区における健康教育推進の方向について」中間のまとめに対する意見 2007年8月5日 生活者ネットワーク 工藤はる代 ●「健康教育推進の必要性について」全体の意見 私たちはこれまで日々生きていく中で仕事をしながら地域活動や社会活動を行ってきた。子どもたちも同様に子どもの時代を生きてきた。その中で意識せずとも忙しく動き回り、結果として無意識に身体能力や体力を向上させてきた面がある。子ども時代に気づかなくとも大人になってから自身の身体能力の向上の必要性に気づき、あるいは必要に迫られて行動に移してきたのではないだろうか。 しかし、IT化や都市型生活が進むにつれ、人々の日常活動が徐々に変わり今日の健康問題へと発展してきている。今後は意識して「身体機能の向上と保全、栄養教育を含めた食育」など、生活習慣に関するものと必要な運動量や種類などに分け、生物化学的に分析し根拠を持って進め、減ってきた運動量を補う必要性を感じる。 今日の健康教育推進のためには身近な地域の中でさまざまな活動を繰り広げる必要がある。年代を問わず個人でもグループでも参加できる機会と場所が、強制ではなく地域活動の中で生き活きと繰り広げられるとよいと思う。その意味でも生涯学習、地域学習、スポーツ振興、コミュニティ施策とは関連が深いと思うが、学校教育に偏りすぎているのではないか。子どもを対象にしているとはいえ、視野を広く持つべきではないか。
●内容について 「健康教育」といっても「教える」だけでは不備。地域環境と大きく関連していることから都市整備などハード面についても目を向けること ・ 子どもが日常生活の中で自然に身体を使って遊ぶことができなくなったことのひとつに空き地などのオープンスペースの減少がある。「社会・家庭環境の変化」とまとめてしまうのではなく、都市化により子どもが広場や空き地、道路で遊ぶことができなくなったことによるハード面での影響にもふれる事。 ・ 学校の中で「教える」ことばかりに重きをおくのではなく、子どもの日常活動の中で自然に身体を動かすことのできる広場や空き地、原っぱなどのオープンスペースを増やしていくことにも目を向けること。また、自然体験などが地域の中でできるように学校の敷地内や地域の中に畑や小さな森を作るなど、都市整備の必要性にも言及すること。 ・ 公園でのボール遊びを規制せず、地域の道路も子どもの遊びに開放するなどのルール作りも考慮すること。 目黒区の児童に対する健康教育の現状と課題 ・ 「家庭の教育力の低下や道徳的判断力の低下・・・」と家庭教育に重きをおきすぎている。前述したとおり都市型生活やIT化による行動力の低下、日常活動の変化からの影響が大きいと考える。意識して身体機能を高めるための方策は必要だが、家庭教育の問題と位置付ける表現は止める。 ・ 食育は重要 ・ 興津健康学園についてP6に入園児童にかかる経費が、利用しない児童との格差が生じていると表現されているが、格差が問題なのではなく健康学園の理念が重要なのであるから事の本質が見えなくなってしまうため「一人あたりの経費増につながる」との表現にとどめる。 健康教育施策の進め方 ・ 命と身体を育むには、食べ物と生活習慣が大きく影響する。「知識を付与する」だけでなく、前述したようにハード面にも言及すること。 ・ 目黒区全体を興津健康学園にする・・とあるが、最も足りないものは自然環境。自然体験の実感なくしては、心の健康・命の大切さを学ぶことはできない。学校の中でできることを想定しているようだが、学校だけでは無理。児童館事業や「スポルテ目黒」など既存の施設や活動を活用し地域との連携のもとに進める。 具体的な方向の提案 ・ 「めぐろ子どもスポーツ健康手帳」(仮)はいらない。これまでの定期健康診断記録(健康カードと同様のものをいうのか?)を充実させればよいのではないか。 ・ 興津健康学園での栄養学習は評価する。 施策の評価は単なる数字あわせになってしまうことから、する必要はない。一人の児童生徒の生涯を追うことはできないし、同じ時代を2度繰り返して比較することもできないため評価自体困難。 教育委員会が行う一番重要なことは、地域活動との連携をコーディネートすることと場の提供。
● 興津健康学園の活用について ・ 施設の有効活用は必要なこと。年間を通して施設の活用を勧める。 ・ 各学年、必ず利用すること。 ・ 子ども会などの活動や学校の中で学年縦割りでの活動に利用する。 ・ 学校単位だけでなく、グループや地域活動でも利用可能とすること。 ・ スポーツ合宿だけでなく、文化活動などの合宿にも活用する。 ・ スポーツ大会や交流会などにも活用する。
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