2005 年
2 月
28 日
カテゴリ:行政視察
環境対策調査特別委員会視察報告
〜放置自転車対策と屋上緑化について〜
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H17年1月26・27日の1泊2日の予定で特別委員会の視察が行われました。私は都合で26日のみ、日帰りの参加となりました。
視察先の兵庫県西宮市は、阪神地域のほぼ中央に位置し、「甲子園球場のあるまち」「灘の生一本」の生産地として知られています。人口はおよそ45万6千人・一世帯あたりの人数2.44人。目黒は人口およそ25万人・一世帯あたり1.85人で単身世帯の多い目黒は一世帯あたりの人数が少なくなっています。 西宮市は平成7年に阪神淡路大震災に見舞われ、「震災復興計画」を策定し、市民生活の再建とまちの復興に取り組んでいます。庁舎も被災しましたが、大部分は改修し耐震補強を行って現在にいたっています。屋上から見る町は、再開発地域や新しく建て変わった地域が続き新しい町となり、歴史のある趣は感じられませんでした。しかし、震災から復興を遂げたのは地域のつながりが強かったためとも言われており、新しいまちを形作る人々の営みが今後期待できそうです。 そんな西宮市も放置自転車には悩まされており、駅前再開発事業で地下駐車場の整備をはじめ駐輪場を設置しながら放置自転車対策を行っています。その中でも珍しい「駐輪マナー地域推進員制度」についてのお話を伺いました。 ・放置自転車対策「駐輪マナー地域推進制度」について 市の放置自転車対策の3本柱は、@駐輪場の整備 A駐輪マナーの指導・啓発、駐輪場への誘導等 B放置自転車等の移動撤去 上記の3本柱のうち、Aの駐輪マナー指導業務については平成11年から緊急雇用就業機会創出事業として国からの補助金で行い効果をあげていました。国の補助金事業は平成17年で終了しますが、指導業務が駐輪マナーの向上に効果をあげていることから地域住民が自主的にボランティアとして取り組みたいとの要望があり、市が支援して実施することとなりました。実際に地域の人たちは放置自転車に困っており、いくつかの自治会が地域の中での組織化を図っています。市は、地域の活性化と合わせて駐輪マナーの誘導を地域住民に委嘱することを決めました。市の支援は、制度の制定にあたり、推進員に講習会を行い、腕章、身分証明書の支給とボランティア保険を予算化しています。また、推進員の方が熱心に活動されている様子もうかがうことができました。 放置自転車対策はモラルに頼るのは限度があることから抜本的な対策が必要と思いますが、このような地域住民の方々の主体的な活動はその原動力と行政との信頼関係があればどこでもできる制度だと思いました。
・屋上緑化について 西宮市役所本庁舎屋上庭園は、気象観測施設と企業による屋上緑化工法の展示、屋上庭園の三つのゾーンに分かれています。気象観測施設は入ることはできませんでしたが、かやなどが生えており、懐かしい風景でした。企業による屋上緑化の展示は、芝や外来種のセダム、乾燥に強いハーブ種、花などが9スペースに分かれており、それぞれ特徴を持たせてつくられており、比較しやすくなっています。 屋上庭園部分は、コンテナ栽培や睡蓮鉢、野草などが植えられ芝生広場の中に配置されており、大掛かりなものでなく手軽にできる方法も分かりやすく取り入れていました。また、芝生の中を歩けるようになっていることは、ただ見るだけでなく、憩いの場として機能していました。 今後、目黒区にも屋上緑化の取組みは増えると思いますが、難しく考えずに手軽にできる手法が広がることと庁舎屋上の緑化は散策ができ、区民に身近に捉えられる事が重要だと思います。
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