目黒川・清流復活と地域の活性化 工藤はる代   目黒区議会議員
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2008 年 7 月 4 日    
目黒川・清流復活と地域の活性化
〜川から見えるまちづくり・・・かつて川は生活の要でした。〜
6月2日、目黒川から町を眺めたら何が見えるだろうと、まちづくりと環境の視点で目黒川のぼりを企画。NPOが実践している「都心の水辺でエコツアー」に参加しました。

 目黒川を勝ちどきアリーナから船に乗って大崎あたりまで上りました。
昔は物流や交通の便として使われていた川や運河ですが、今では工場跡地にレストランができるなど、開発と共に姿を変えています。
気がついたことは、船着き場のある芝浦や東品川あたりは、船からも利用できるレストランやくつろぎのスペースがあったりと川と一体となってまちづくりを進めていることです。くつろぎのスペースのある所では、木陰やベンチがあり人々がゆったりと川面を眺めながらくつろいでいる姿が見られ、私たちの乗っている船に気づくと手を振ってくれたりと心和むこともありました。

 上流になるに従って、単なる「水の流れるところ」と様子を変え、町が川に背を向けて生活しているようでさみしい感じがしましたが、そうなると川の水も白濁し汚れているように見えます。
三面の護岸工事を行い、洪水の心配はなくなりましたが、大雨が降ると下水管の許容量を超えるため、汚水も一緒に目黒川に排出されることから、生活排水が目黒川にたまり、汚れや臭いの原因となっているのです。
 
 各地域では目黒川の環境を良くするために周辺の方々が活動されていますが、やはり、川と一体となったまちづくりが必要だと感じます。周辺環境もそうですが広く面的な環境整備も必要で、雨水も貴重な資源として位置づけ、雨水の浸透と利活用を進めていくことが必要です。雨水を下水に捨ててしまうのではなく、地下に浸透させることで地下水を増やし湧水を増やす。また、雨水を貯めて打ち水や洗車、花などの水やりに使うなど。
世田谷区や大田区、品川区では今年度から、雨水貯留タンク設置の助成制度があるなど、雨水利用の誘導策が進んでいます。

 屋根に降った雨水を下水に流さず貯めて利活用することで都市型洪水の防止にもなり目黒川に汚水を流さずにすむし、地下浸透すればきれいな湧水を目黒川に流すことができ清流復活も夢ではありません。ぜひ、目黒区も雨水貯留に目を向けてほしいものです。

 世田谷区では目黒川上流の暗渠化した上の部分にせせらぎを作り、今ではすっかり樹木や雑草が根付き、小川が出来上がっています。目黒区も現在、大橋駐輪場となっている所を遊歩道とせせらぎとして整備し世田谷区とつなげることとなりました。

 桜でも有名な目黒川ですし、湧水の豊富な目黒川でもあるので、川の流れに目を向け清流復活と憩いの場や人との出会いの場を作ることが、新たな地域の活性化につながるのではないかと思います。
そのためにも雨水の浸透と利活用を進めたいと思います。
 


川から見える東京・一度見てください。


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